明治36年(1903年)創業の正統江戸前寿司屋です。

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ホームページのお品書きに記載を追加しました。

晩秋を迎え、朝晩の冷え込みが厳しさが増してまいりました。

季節もののを含め、ホームページのお品書きには以下の握りを追加しておりますので、ご参照くださいませ。

鮭の握り

笹鮨では、季節ものに「鮭の握り」がございます。
(北海道・東北に産卵のため戻ってくる「秋鮭」です。)

弊店では春に「鱒の握り」をご提供しております。
「鱒の寿司」は富山県の駅弁にもなっている名産品です。

「鱒の寿司」が好きで自作をしたところ上手にできたので、自店でも握り鮨で提供し始めました。

その後、好評を得て通常メニューに加わることになりましたが、その反響かとあるご常連が『春に鱒を〆るのであれば、秋には鮭を〆ないのか?』とご提案をいただき、その旨に沿って仕込んだのが「鮭の握り」です。

当初『鱒と鮭は似ているから味も大して変わらないのでは?』と訝しんでおりましたが、〆て試食してみたところ、とてつもない鮭の主張があり、大変驚きました。

そしてご提案くださったご常連にお出ししたところ非常に満足されて、こちらも通常メニューに加わったのです。

尚、最初は鮭の皮を付けずに包丁して握っていたところ、ご常連に『何故皮を付けない?鮭は皮が美味いから皮も付けて握れ』と再度ご提案頂いたので、塩鮭を焼くように〆た鮭の皮面を炙ってお出しするようになりました。

椎茸の握り

寿司ネタで椎茸はイメージにありませんよね。

椎茸は「ちらし寿司」に入れる具材であり、握り鮨のネタではありません。

ところがある時、(ちらし寿司で使うため)ケースに並ぶ椎茸を見たお客様は『この椎茸は握れるの?』と質問されたので、『できなくはない』とお応えしたところ『では握ってくれ』ということになり、握ってお出ししました。

すると『これは美味い!!!!』と仰っていただき、カウンターにいた他のお客様も次々に『俺にもくれ』とご注文いただき大変盛り上がりました。

それ以来の通常のネタとなりました。
椎茸好きの方にはたまらない一品でしょう。

当店は、技術は代々引き継ぎ、ネタは(冷凍ものは使わず)江戸前を中心に魚河岸から仕入れ、メニューはお客様のアイディアを次々取り込ませていただいております。お客様がメニューを作り上げていくといっても過言ではございません。

寿司に関するご要望、ご質問をお気軽に仰っていただければお受けして参りますので、ご来店いただき、当店の寿司をお楽しみくださいませ。

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