明治36年(1903年)創業の正統江戸前寿司屋です。
季節(旬)のネタを使用いたします。 主人が毎日魚河岸(豊洲市場)へ行って、自分の目で見て、手で確かめて、直接仲買から買ったものを自分で持ち帰り、直ぐさま仕込んでおります。養殖物や冷凍物は使用いたしません。
第二代皛次の頃から付き合いのある地元の米屋に頼んで、弊店独自のブレンドを施した米を使います。 米屋の主人とも親子三代にわたる付き合いで、長年の信用があるからこその安定した米を提供してもらっています。 また酢はこちらもまた長年の付き合いのある業者から専用の酢を仕入れ、創業以来変わらない「割り」で合わせた酢を用いシャリを合わせます。赤酢は使用いたしません。
弊店では「かまど専門店」に依頼し、耐熱煉瓦で作った特製釜を使用しております。 羽釜(いわゆる”オカマ”)で炊くシャリは均等に熱が伝わり、炊き上がりがことのほか良くなっております。
包丁は、刀鍛冶に直接注文し打ってもらった包丁を使用しております。 ”武蔵国水心子藤原良明”という名の迫力がある包丁です。 切れ味は折り紙付きで切れ味が長持ちします。職人のために作られた包丁です。
昔ながらの木の飯台、漆塗りの重箱を使用しております。 伝統のある道具を大切に使用しております。
お品書きは通常のお品書き(いわゆるグランドメニュー)の他に「本日の〆もの」や「季節もの」をピックアップした別紙をご用意しております。 天然ものを扱うため、魚河岸に入荷が無い場合には日によってご提供できない場合もございますが、仕事が施された旬のお寿司を楽しんでいただければと思います。